11月は茶道では開炉の時期、炭のほのぼのと燃える赤々とした炎にぬくもりと暖かさを身近に感じ、冬の到来を実感する今日この頃です。11月のお軸は楓葉経霜紅(ふうようしもをへてくれないなり)楓の葉は霜のおり始める晩秋から初冬にかけて一段と紅葉し、鮮やかさが増す。人間も厳しい環境に耐えて苦労を重ね、克服して来た人ほど、人間性が磨かれ、人間としての深みが増し、年輪を重ねた味わいが感じられる。この言葉は、さまざまな苦労、試練を経て成長すると言う意味。お花はコスモス、湖南八角蓮。お菓子はイチョウの葉。紅葉真っ盛り!!季節の移ろいを感じながらのお茶会でした。
最近の記事
カテゴリー
アーカイブ