今年度、最後の茶道教室となりました。3月は卒業式などお別れの季節です。桜の花があちこちで開花を初めて、新年度を迎えようとしております。我が茶道教室ではコロナ渦の中お花見もできない状況にあり、せめてお茶室の中でお花見をと思い、見事に咲いた桜を眺めながらのお茶会となりました。掛け軸は「柳緑花紅」(やなぎはみどりはなはくれない)意味はあらゆるものがそれぞれのありようで安らいでいるさま。万物がそれぞれの個性を発揮しながら存在し、しかもいずれもみなそのままで仏身であり、真如実相であり、箇々に尊厳な存在である事を説き、かつ万物が相寄り助け合って美しい大調和の世界・涅槃を現成せしめている事を暗に示している。お花は桜。お菓子も桜。
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