急速にコロナの感染者が激減し、第5派が治まりつつある中、日没が早まり、アッという間に外が真っ暗になってしまう今日この頃です。今月の掛け軸は「水和名月流」(みずはめいげつにわしてながれる)美しい禅語です。まさに今の時期を表現するお軸です。自然の美しさを表現しています。水は流れていても、月は流れては行きません。水の流れに美しい月が映り込んでいる様子を表しています。月は、私達日本人にとって、秋という季節に直結している、直ぐにイメージできます。繰り返される季節の移り変わりの中から、我に固執する事なく、和して、お互いを敬う気持ちを持つと言う意味。花は秋名菊、友禅菊、木槿、紫式部、猫の髭。お菓子はきみしぐれ。秋の空気と爽やか風を肌に感じながらのお茶会でした。
最近の記事
カテゴリー
アーカイブ