7月、梅雨もあけもまだの今日この頃です。今年は空梅雨の様で、爽やかなお天気の日が多く、ありがたい事です。今回より、午前中、美人のボランティアさんが来て下さる事となり、より楽しい教室となりました。御軸は「水上清々翠」(すいじょうせいせいたるみどり)意味は水面が青々とした美しい翠をしている。この翠は浮き草で、水に任せ定まることを知らない浮き草は浮き世を語る事なく、あちらこちらへと浮遊しながらも鮮やかな美しさを具えている。いかにもこの時期に清々しさを感じさせる御軸です。本来、御軸は偉いお坊様か特別な方が書くもので、決して自分で書いた書は床の間に掛けてはいけないのですが、そこが「わさびとからしの茶道教室」特別、利休様にお許しを頂き(笑い)、すかい寮には、達筆な世話人さんが居り、自筆のお軸となりました。お菓子は紫陽花の花、茶花はオカトラノオ、金糸梅、ホタルブクロ、七変化、八重の十薬、八重の十薬はドクダミの八重の花で、十の薬効がある事からドクダミの事を十薬と言うそうです。北鎌倉の東慶寺に見事に群生する可憐な花です。始めて見るドクダミに感動しておりました。
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