季節行事、節分の時季が到来!!「もの作り会」(今回はしおり作り)が終了してから、開始です!!無病息災!!「福は内」「鬼は外」の大きな掛け声と共に、お菓子拾いの総合戦となります・・・毎年、鬼役の先生はもみくちゃにされながらも、最後まで、頑張ってくれました。ありがとうございました。


すかい寮
2018/03/01

すかい寮 節分
すかい寮
2018/03/01

すかい寮 2月「わさび」と「からし」の茶道教室
昨夜、雪が降り、今朝は美しい雪景色の中、茶道教室を行いました。御軸は本日の雪景色に相応しく「梅花雪和香」(ばいかゆきにわしてかんばし)立春を過ぎると梅の花がほころび始める。梅の花は雪や霜に耐えてどの花よりも早く開花する。雪の中でも香り高く咲く梅の花をたたえた禅語。意味は梅花は長く厳しい雪の寒さに耐えてこそ美しく花開き、気高く香を放つという意。人も思い通りにならない人生の中で精進あってこそ、人としての「輝き」や「深み」ができていくものである。人生は不条理な思い通りならない事への耐性を強めていくことが大切。お花は冬椿(クリスマスローズの事)お菓子は鶯(うぐいす)椿(つばき)。今回は94歳になられるお方が大事になさっていた、縁あるお道具を取り合わせました。お棗は銘が「冬」春の花の絵柄が一面に描かれているのに何故??「冬」なのかとお思いになると思います。寒い冬は花一つ、咲きません、せめて茶室の中で、春を待ち焦がれる思いを託して作家があえて「冬」の銘で作られたのでしょう・・・今回は94歳になられる方へ、いつまでもお元気で過ごされる事に祈りを込めた、お茶会となりました。
すかい寮
2018/02/02

すかい寮 わさびとからしの茶道教室 1月初釜
新年を迎えて新たな気持ちで茶道教室開始です。今年も楽しく茶道を学べるように気持ちも新たに取り組みました。お軸は新年に相応しく、「松樹千年翠」(しょうじゅせんねんのみどり)いつも緑で長い年月をみずみずしく変わらない松の木、仏の真理を説き続けている事に日常の忙しさに追われて、気がつかないでいるという意味。長寿や健康を祈って正月に使われる。お菓子は本来ならば表千家は「常盤饅頭」裏千家は「花びら餅」流派によりお正月に食べるお菓子は決まっています。しかし、そこが「わさびとからし」の茶道教室、臨機応変に目出度く、松・竹・梅で楽しくいただきました。お花は本来は、結び柳に紅白の椿ですが足尾の山の寒さでは、この時期、花一つ咲きません・・ともあれ鉢植えの手元にあるお花でネコヤナギと水仙で新たな年をお迎えしました。寒さの中にも華やかなお茶会となりました。
すかい寮
2018/01/31

すかい寮 初詣
平成30年、新たな年をお迎えして今年も二宮神社に初詣に行きました。それぞれに新年の祈願を新たにお参り致しました。今年は「ちの輪くぐり」の脇に大きな不動尊の木彫りが新たにお出迎えして居り、皆びっくりでした。毎年、神社の趣にも変化があり、心新たに身が引き締まる思いでした。神社の手水の使い方にもびっくりでした。日頃の茶道教室での取り組みの成果が、此処でも見られました。今年はお楽しみのくじコーナーは神社の方の人で不足の為、我ら職員がお手伝いをする事となり、職員も童心に帰り、大いに楽しみ、繁盛いたしました。皆、くじ引きで当たった、きれいな「指輪」をはめて大喜びでした。お食事会も大好きなソースかつ丼に大喜び!!今年も新年から縁起が良いです。
すかい寮
2017/12/28

すかい寮 12月「わさび」と「からし」の茶道教室
今年もあとわずかとなりました。今年の4月より、始めた「わさび」と「からし」の茶道教室も振り返ると本当に笑顔の連続でした。また、礼儀作法も日常のふとした行動にみられ、靴をきちんと揃えたり、ご馳走様が言えるようになったり、何気ない所で身について居り、関心いたしました。12月は一年の締め括りの茶会となりました。お軸には「無事」一年間、皆様が何事も無く、過ごせた事に感謝です。お菓子はかやぶき屋根の家に粉雪が降っている田舎家と柚子の上用饅頭。お花はこの時期、奇跡的に紅葉して残っていた、柏葉紫陽花(かしわばあじさい)と白い小バラ。バラの花は棘がある為に禁花ではないのですが茶花としてはあまり使用しません。柏葉の綺麗な赤色と白いとても可愛い小花が生き生きとして映えました。茶碗の絵柄で唐子遊びの絵柄と全くそっくりな笑顔の唐子がおりました。めでたい、一年の締め括りにふさわく・・・「笑顔」です。
すかい寮
2017/12/18

すかい寮 11月「わさび」と「からし」の茶道教室
紅葉も終わり、道路にはあたり一面、落ち葉が舞い散る季節となり、冬の訪れを感じる今日この頃です。自然は正直で寒さと共に草花がほとんど枯れ落ち、茶花に苦労する時期となりました。菊の花はちらほらと咲いているのですが、一般的な菊の花は茶花には使えない為、嵯峨菊に似た菊を探し、モクレンの虫食いの葉を合わせて今の季節のお花を活けました。寒さの中でもじっと耐えて咲く花もあるのですね。枯れた風情が尚、一層と際立ち、生き生きと感じられました。お軸は「開門多落葉」(もんをひらけばらくようおおし)雨音を聴いているうちに寒い夜ふけが過ぎ、夜が明けたので門を開いてみると、あたり一面に葉が落ちていた。一晩中、聴いていた雨音は朝になってみれば、実は軒先をたたく、落ち葉の音だったという幽寂な閑居の風情と言う意味。開門というのは悟りを開くという意味もふくまれる。お菓子は椿と菊。これから、寒い冬に立ち向かう、覚悟をあらためて感じる茶会となりました。前回、前々回と正座による、足の痺れで、立てなくなる方が続発!!長時間、正座にも耐えられる、正座椅子を100円ショップ、風呂用いすを購入し、作りました。是にて、今回は皆、足の痺れを感じる事なく、茶会を楽しめました。