8月は「わさび先生」が体調不良の為、お休みでした。これを踏まえ、これからは「わさび先生」が不在の時でも「からし有志」で茶道教室を運営できるよう自らの分担を担い、日頃の切磋琢磨の積み重ねを再度、確認する良い機会となりました。9月は峰之様のお母さまから両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)製の上品な和菓子も頂き、盛沢山のお菓子に大喜びでした。特に「二人静(ふたりしずか)」と言う銘のお菓子はお口の中で溶けて皆、感動!!ありがとうこざいました。9月のお軸は「澗水湛如藍」(かんすいたたえてあいのごとし)、水は無色だけれど満々と湛えると藍のような色になる。変化の中に不変の真理を宿すという意。お花は水引草(みずひきそう)、宗旦木槿(そうたんむくげ)、秋海棠(しゅうかいどう)、藤袴(ふじばかま)、秋月菊(しゅうめいぎく)。お菓子は峰之様のお母様から頂いた、両口屋是清製、「二人静」と「ささらがた」と練り切りの「菊」。すっかり、秋の気配を感じさせるお花に囲まれて、空高く、晴天の中、美味しいお菓子とお茶をいただき、秋の訪れを感じる茶会となりました。


すかい寮
2017/10/03

わさびとからしの茶道教室9月 すかい寮
すかい寮
2017/07/12

すかい寮 「わさびとからし」の茶道教室(7月)
7月、梅雨もあけもまだの今日この頃です。今年は空梅雨の様で、爽やかなお天気の日が多く、ありがたい事です。今回より、午前中、美人のボランティアさんが来て下さる事となり、より楽しい教室となりました。御軸は「水上清々翠」(すいじょうせいせいたるみどり)意味は水面が青々とした美しい翠をしている。この翠は浮き草で、水に任せ定まることを知らない浮き草は浮き世を語る事なく、あちらこちらへと浮遊しながらも鮮やかな美しさを具えている。いかにもこの時期に清々しさを感じさせる御軸です。本来、御軸は偉いお坊様か特別な方が書くもので、決して自分で書いた書は床の間に掛けてはいけないのですが、そこが「わさびとからしの茶道教室」特別、利休様にお許しを頂き(笑い)、すかい寮には、達筆な世話人さんが居り、自筆のお軸となりました。お菓子は紫陽花の花、茶花はオカトラノオ、金糸梅、ホタルブクロ、七変化、八重の十薬、八重の十薬はドクダミの八重の花で、十の薬効がある事からドクダミの事を十薬と言うそうです。北鎌倉の東慶寺に見事に群生する可憐な花です。始めて見るドクダミに感動しておりました。
すかい寮
2017/06/28

すかい寮 星先生麵打ち会
手打ちの本格的なうどん作りです。毎年、星先生(理事)の指導により、麺打ちの体験を致します。手で粉を混ぜて力を込めて捏ねる作業、足で踏んで「おいしくな~れ!!おいしくな~れ!!」と思いを込めます。最後は麺打ち台の上で麺棒に巻き付けて薄く伸ばし、麺を均一に切ります。コシのあるつるつる饂飩が出来上がりです。手をかけて作った饂飩は格別です。今年も星先生お手づくりのデザートが格別に美味しいく、今年は「わらび餅」でした。甘さや歯ごたえが一味違う美味しさ!!もう感動です!!星先生にまた来年もよろしくお願いしま~すと約束まで?!お優しい星先生は笑顔で約束をしてくれました。来年も皆さまの為に元気でいなくてはと言い、「私には200人もの子供が出来たんですもの、元気で頑張ります」と言っておりました。その言葉に深い思いと、温かいお心を感じました。本当に感謝の気持ちで一杯になりました。ありがとうございます。また、星先生のお着物姿が素敵です!!皆、星先生のお着物姿も楽しみにして居ります。
すかい寮
2017/06/28

すかい寮 面会日
待ちに待った面会日、首をなが~くして保護者様の到着を待っておりました。それには理由があります。今年度より発足した茶道教室の日頃の練習を保護者の方々に「おもてなしの心」で接待をする日でした。早朝よりリハーサルを行い、まずは案内係の方は「こんにちは、お茶を一服差し上げたいと思いますので、こちらの蹲で手を洗って、茶室にお入り下さい」と何度もセリフを覚える為に練習をしたり、着物を着て、皆、ドキドキと緊張して居りました。真剣に一つ一つ心を込めてお茶を点てました。その為か皆の顔がどことなく引き締まり、精悍で凛々しく感じました。保護者の方の中には「こんな経験は初めてです。お抹茶はとても美味しいものですね」と言って大変喜んでくださった方、茶道の心得を持っている方もいらして「本当に本格的ですね、感動致しました」とお褒めの言葉を頂きました。皆も今後の活動の「糧」となったようです。このような発表の場が持てた事は大きな自信に繋がったようです。(茶花は崑崙花、白雪ケシ、浜茄子、郁子。和菓子は青梅、中に黄味餡が入っており、清々しい青梅の色が透き通っておりました。)
すかい寮
2017/06/15

6月の茶道教室
梅雨入り前、初夏を感じさせる爽やかなお天気の中、「茶」を点てました。保護者会に合わせて、練習に励んで居ります。当日は着物を着て接待をする為、多少緊張気味でした。6月のお軸は「山是山水是水」。(やまはこれやまなり、みずはこれみずなり)山には山の良さがあり、水には水の良さがあり、それぞれの個性が調和して自然はバランスをとっているという意味で、固定概念を外して、すべてを超越し、修行を重ねた後の境地として、山は山であり、水は水であるという、真の姿が見えてくるのだそうです。皆は、ふ~ん~???~?、和菓子は「青楓」、お花はむべ(あけび科)と山シャクヤク。天智天皇が蒲生の里(滋賀県)に雁に行くと8人の子沢山の夫婦に会い、何故そのように元気なのかと尋ねるとむべの実を食べているのでと答え。天智天皇が「あ~むべなるかな~」と言った逸話はがある、不老長寿の実。和菓子とお花には反応して、青いもみじ、庭にあると言って、季節感を感じ取ったり、長生できるんだ~と言って今度、探してみるとか、会話も弾むたのしい一日でした。