秋の長雨のせいか急に冷え込み寒さが身に染みるお天気の中、お茶会を致しました。今月のお軸は「掬水月在手」(水をすくえば月手の中にあり)両手で水をすくうと夜空の月が手の中に映える。月の光はすべてのものに平等に注がれている。道もすべての人に開かれている。ただし「手で掬う」という、自分の働きかけがあってはじめて、その光を自分のもとして感じる事ができる。という意です。お菓子は松茸、沈丁花、くずの花。お花は紫式部、猫の髭、下野草。皆は松茸の形をしたお菓子に大喜びでした。お花の名前で「猫の髭」に反応あり!!おしべとめしべが伸びて猫の髭のようになった花に本当だ!!と言って関心して見ていました。秋を感じながらの楽しいお茶会でした。


すかい寮
2017/10/26

すかい寮 10月わさびとからしの茶道教室
すかい寮
2017/10/26

すかい寮 足尾町芸術祭
今年の足尾町芸術祭のテーマは「野」。平和な世の中だからこそ、「野」も生き生きと、太陽の光をあび、美しく光輝くのですね。「地球」「調和」の書道。催し物も盛りだくさんです。ステージ部門ではすかい寮メンバーも民謡で出場、日頃の練習の成果をだせたかな???本番に弱い我等有志、ソウラン節の「ヤレンソーランソーランソーラン~~ハイハイ」とか「エンヤコラーどっこしょ」とかお囃子の合いの手は一際、目立って見事でした!!!それにしても、いざ、ステージの幕が上がると前、出場者の時は座る席がない程、黒山の人でしたが??打って変わり、一瞬アレ?アレ?と目を疑いましたが??笑い・・・?それでも皆、一生懸命に歌いました。大満足でした!!茶席もあり、我々、「わさび」と「からし」の茶道メンバーも美味しいお茶を一服いただきました。茶席で日頃の作法を生かす事が出来ました。日々鍛錬ですね・・。絵画部門では絵画教室のメンバー、今年も楽しい絵を披露してくれました。中でも、お魚の絵は見事でした。本人は自由に泳ぐお魚と言っていました。本当に楽しそうに、太陽に向かって元気良く、泳いでいます。日頃使用しているパッレットが綺麗な色でしたので、今回、見て頂きました。まるで今回のテーマの「野」のように綺麗でした。
すかい寮
2017/10/26

すかい寮 すかい寮秋の旅行
すかい寮
2017/10/03

あかね寮 葛飾柴又旅行
すかい寮
2017/10/03

わさびとからしの茶道教室9月 すかい寮
8月は「わさび先生」が体調不良の為、お休みでした。これを踏まえ、これからは「わさび先生」が不在の時でも「からし有志」で茶道教室を運営できるよう自らの分担を担い、日頃の切磋琢磨の積み重ねを再度、確認する良い機会となりました。9月は峰之様のお母さまから両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)製の上品な和菓子も頂き、盛沢山のお菓子に大喜びでした。特に「二人静(ふたりしずか)」と言う銘のお菓子はお口の中で溶けて皆、感動!!ありがとうこざいました。9月のお軸は「澗水湛如藍」(かんすいたたえてあいのごとし)、水は無色だけれど満々と湛えると藍のような色になる。変化の中に不変の真理を宿すという意。お花は水引草(みずひきそう)、宗旦木槿(そうたんむくげ)、秋海棠(しゅうかいどう)、藤袴(ふじばかま)、秋月菊(しゅうめいぎく)。お菓子は峰之様のお母様から頂いた、両口屋是清製、「二人静」と「ささらがた」と練り切りの「菊」。すっかり、秋の気配を感じさせるお花に囲まれて、空高く、晴天の中、美味しいお菓子とお茶をいただき、秋の訪れを感じる茶会となりました。
すかい寮
2017/07/12

すかい寮 「わさびとからし」の茶道教室(7月)
7月、梅雨もあけもまだの今日この頃です。今年は空梅雨の様で、爽やかなお天気の日が多く、ありがたい事です。今回より、午前中、美人のボランティアさんが来て下さる事となり、より楽しい教室となりました。御軸は「水上清々翠」(すいじょうせいせいたるみどり)意味は水面が青々とした美しい翠をしている。この翠は浮き草で、水に任せ定まることを知らない浮き草は浮き世を語る事なく、あちらこちらへと浮遊しながらも鮮やかな美しさを具えている。いかにもこの時期に清々しさを感じさせる御軸です。本来、御軸は偉いお坊様か特別な方が書くもので、決して自分で書いた書は床の間に掛けてはいけないのですが、そこが「わさびとからしの茶道教室」特別、利休様にお許しを頂き(笑い)、すかい寮には、達筆な世話人さんが居り、自筆のお軸となりました。お菓子は紫陽花の花、茶花はオカトラノオ、金糸梅、ホタルブクロ、七変化、八重の十薬、八重の十薬はドクダミの八重の花で、十の薬効がある事からドクダミの事を十薬と言うそうです。北鎌倉の東慶寺に見事に群生する可憐な花です。始めて見るドクダミに感動しておりました。