猛暑の中、暑さにもめげずに精神的な涼を感じての茶道教室となりました。掛け軸は「瀧直下三千丈」(たきちょかさんぜんじょう)いかにもその姿は「涼」を呼びます。巨大な瀧は直下に流れ、落ちる様はあたかも天の川が大空から真っ逆さまに落下したような情景を示している。単刀直入に天地悠久の様。何事もすべての命を生かしながら、全身全霊をたたきつけて進む、そんな「水」の勇姿を思い、我が力を存分に発揮しようという意味。お花は水引草、女郎花、木槿、半夏生。お菓子は渦巻。汗をぬぐいながらのお茶会でした。


すかい寮
2020/09/23

すかい寮 8月「わさび」と「からし」の茶道教室
すかい寮
2020/07/20

すかい寮 お菓子作り クリームあんみつ
梅雨空続き……九州では梅雨前線の活動が活発となり、局地的な豪雨が続き、甚大な被害が起こりました。被災地の皆さまに心より「エール」を送ります。いつどこで、この様な災害が起こりかねない!テレビのニュースで、特別大雨警報が出て、「自分の命を守る行動をしてください!!」との呼びかけには胸がドキドキとします。自然災害の規模が大きくなっている事を感じる、今日この頃です。日頃より、災害に対する備えや訓練の大切さを実感します。そんな中、すかい寮ではトッピング形式で好きなだけヘルシーな寒天を使い、「クリームあんみつ」を食べました。なるべくソーシャルディスタンスを保ち、少人数制で行いました。季節の初物、高値の「サクランボ」は一番人気でした。
すかい寮
2020/07/03

すかい寮 5月「わさび」と「からし」の茶道教室
一年の季節の中ですがすがしい風が南方より吹いて来て、新緑の美しさも目に映えて、心も沸き立つ季節となりました。新型コロナウイルスによる自粛の中、自然の姿に心癒される日々です。5月のお軸は「樹上鯉魚開口笑」(じゅじょうのりぎょくちをひらいてわらう)樹の上に魚??魚が笑う?それわ何でしょう?皆に聞きました??しばらく考えていましたが鯉のぼりと答えが返って来ました。この禅語は深い意味があり、真理の世界では、言葉や思考を超えたところにその世界が広がっています。とらわれることなく、それまでの観念を捨て去ることによって、あらたなる道が開けてくるという意味。お菓子はボタンの花。お花は小てまり、姫シャガ、鯛釣り草。それにしても5月の風に吹かれて鯉のぼりが悠々自適と空を泳いでいる姿を想像するだけで、心が晴れやかになります。風に身を任せ、薫風を感じながらのお茶会でした。