一年のうちで最も清々しい日々がつづき、燕が空を飛びかい空を見上げる度に、白雲の流れに心とどめる今日この頃です。お軸は「白雲自去来」(はくうんおのすからきょらいする)白雲はどこからともなく湧き上がって自由にあちらこちら去来する。何事も固定概念を持たない自由な心、その心こそ「無心」。自然体で生きる事こそが心身の健康の源。自分らしさを持って歩んでいく事。花入れは友人の手作りの竹の花入れ、名前を「薫風」としました。お花はしらねあおいの葉、九輪草、クリスマスローズ、柳葉丁子草。お菓子は菖蒲の烙印のある上用饅頭。すがすがしい晴天の中、薫風の香りを感じながらのお茶会でした。


すかい寮
2019/06/03

すかい寮 5月「わさび」と「からし」の茶道教室
すかい寮
2019/03/09

すかい寮 2月「わさび」と「からし」の茶道教室
「わさび」先生の体調不良で3ケ月茶道教室がお休みでした。皆、待ちに待った茶道教室です。久々のお稽古にも関わらず所作が身についており、関心致しました。茶道は体に身についていくものなのだと日々の稽古の成果を感じました。2月のお軸は「春在一枝中」(はるはいっしのうちにあり)一枝の目が膨らみ始めた。もうそれだけで春はあたり一面に満ちている。世の中は何事も「時節因縁」が熟さないと物事はならない。基本的な内的要因とそれをならしめるべく外的要因が必要。という意味。お花はレンモクの芽、アネモネ。お菓子は紅梅。春の気配を感じながら久ぶり、お茶の世界に興じました。追伸、一週間後、モクレンの芽は可愛いお花を咲かせてくれました。